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5月25日 感染対策研修会(オンライン)

こんにちは!千曲三悠堂MP事業部本部です。

新型コロナウイルスが蔓延し1年以上経過しております。長野県内でも数字上は第4波が少しづつ治まってきてはいるものの、従来のウイルスから変異株へと移り変わっていたり、まだまだ通常の生活を送るには油断ならない状況かと思われます。十分注意していても、いつ誰が感染してもおかしくない状況です。感染されてしまった方については、1日も早い回復をお祈り申し上げます。また、リスクの高い現場で働く方については本当に頭の下がる思いです。私も含め、皆さんの少しずつの思いやりでこの局面を乗り越えていきましょう!

弊社としましては、こういった状況下に改めて気を引き締める意味で「感染対策」をテーマとした研修会をオンラインにて開催しました。

内容としましては、手指衛生の基本、消毒剤の特徴と選択、最後にブラックライトを用いた手洗いの実習を行いました。

まず、知っていると思われるかもしれませんが、感染は宿主(人や動物)、病原体、感染経路、この3つが揃ってしまうと引き起こされてしまいます。このどれか1つでも遮断出来ると感染防止につながります。効率的に感染防止につながるのが感染経路を遮断する事と言われています。やはり、マスクや手洗い、手指消毒といった基本的な手段を行う事が感染防止につながります。

その手洗いや手指消毒が基本ではありますが、十分に出来ていないというのが実情です(実は、私がそこまで出来ていませんでした)。

手を洗えばいいんでしょ?と思うかもしれませんが、しっかり洗えた!となるには時間がかかります(約15秒)。また意識しなければ、おそらく洗い残しも多いはずです。洗い残しの多い部分というのが、親指の付け根周り、指間、爪周辺です。意識せずに洗うことができていますか?出来ている方は日頃より衛生に対する意識がとても高い方です!

また消毒については、1プッシュしっかり手に馴染ませることが重要です。1プッシュだと手がびちゃびちゃになるから少ししか付けていないと、十分な効果を得られていないかもしれません。

それではしっかり手洗いを行えているか検証するために、ブラックライトを用いた実習を確認してみましょう。

 

ブラックライトに反応する薬剤を手に塗り、その後いつも通りの手洗いを行いました。

 

 

 

ブラックライトのボックスへ手を入れてみると、

 

 

 

 

少し見づらいですが、洗い残しがある部分が白く光って見えます。

 

 

 

 

おそらく多くの方は、このように先程上げたところに洗い残しがあるかと思います。

感染経路を遮断する基本的な手段とされていますが、その基本がとても難しい!何事も基本が大事ということですね。

童謡の「はとぽっぽ」が15秒位ということです。「ぽっぽっぽー♪」と歌いながら、意識して手洗いをしていきましょう!

今回の社内研修会にご協力いただきました、丸石製薬様。有意義な研修を本当にありがとうございました。